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軽井沢測候所長 関谷溥「静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ」解説

説明
  
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撮影年
1959/7/21
カテゴリ
災害,自然,浅間山

静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ(1)

説明
"浅間山は昭和30年6月11日に爆発をして以来、満3年近くなったが、まだ一度も噴火をしていない、そして今日も静かな姿を見せている。
しかし、ここ2年間調査を続けて来た結果今年は夏から秋にかけて活動を始める公算が多いという結果が出て来た。果してどうなるかはいまのところわからないが準備態勢をととのえることにした。
そこで今日は地元の報道記者と懇談会を開いて浅間山についての意見の交換を行った。この写真はそれが終って当所の風力塔から眺めた初夏の浅間山の風景である。"
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撮影年
1958/5/28
カテゴリ
災害,自然,浅間山

静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ(2)

説明
7月16日に本年度2回目の火口観測を行ったが、その時は大した異常も認めなかった。後になって言えば、中心部に硫黄の昇華物が認められる程度であった、しかし7月24日頃から火口付近にある東京大学の東前掛の地震計に感ずる地震が急に多くなって来た。そして今日は1日に今までの10倍である95回もの自身が記録された。そして30日には火口底が鳴動を始めたこともわかった。又今日は噴煙から雲が発生するという最近経験したことのない現象が観測された。この写真はその時の状態をうつしたものである。
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撮影年
1958/7/31
カテゴリ
災害,自然,浅間山

静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ(3)

説明
"7月下旬から増加し始めた火口付近の地震は少しも減らず毎日数十回を数え、一時的な現象でないことを物語っている。
又登山者の報告によると火口付近の鳴動はジェット機の音のように物凄いものであることが報告された。今日は朝から真夏の太陽に照らされて三筋の煙を噴いている。"
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撮影年
1958/8/10
カテゴリ
災害,自然,浅間山

静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ(4)

説明
地震は増えたり減ったりしているが相変らず1日数十回の線を続けている。噴煙量も少しずつ増え、尾を引くようになって来た。これは水蒸気の他に火山性ガスが多くなった結果であろう。
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撮影年
1958/8/16
カテゴリ
災害,自然,浅間山

静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ(5)

説明
地震や火口底の鳴動は次第に活発になり、特に地震の規模が大きくなって来た。そして統計的に求めた活動予想期の月に近くなったので防災的見地から9月1日から登山を禁止するという申合せがなされた。しかし今日は噴煙が今までになく少なく、夕日に映えた浅間山は平和そのものの姿であって、近いうちに活動を始めるとも思われない様な静けさであった。
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撮影年
1958/9/6
カテゴリ
災害,自然,浅間山

静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ(6)

説明
しかし10月3日からはいよいよ火山灰を降らせる程に活発になって来た。そして10日には血ケ滝一帯に降灰があり、11日には微噴火が16回も観測された。そして今日も乳白色の噴煙を終日出している。
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撮影年
1958/10/12
カテゴリ
災害,自然,浅間山

静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ(7)

説明
10月11日に始まった微噴火はその後19、20日と2日続き27日から又始まって今日も又空にくっきりと小さいキノコ型の噴煙を上げる様になった。
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撮影年
1958/10/28
カテゴリ
災害,自然,浅間山

静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ(8)

説明
この日始めて小噴火に伴って追分で鳴動を観測した。噴煙も灰が多くなり、噴出時間も数分間続いた。この噴火はあとから考えれば、大爆発4日前の噴火となった訳だが、山体の色をよく見ていただきたい。
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撮影年
1958/11/6
カテゴリ
災害,自然,浅間山

静かな状態から活動を始めた浅間山のスケッチ(9)

説明
とうとう11月10日22時50分に浅間山は近年稀な大爆発をした。山体の色が前の写真に比べて白く変わったのは、その時の噴出物が山体を覆ったためである。この時の噴出物の総量は約51万トンと算出された。この写真はあくる朝の小噴火であって、この日はこのような状態を終日繰り返した。
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撮影年
1958/11/11
カテゴリ
災害,自然,浅間山
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